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ド迫力ダンス阿波おどり 2018.08.16

徳島市の阿波おどりが何かと話題になっている昨今ですが、今日は、そのお話です。

というか、阿波おどりそのものについてなのですが、正直なところ、わたし、今まで阿波おどりに興味を持ったことがなかったんです。

徳島名物だということくらいしか知らず、その歴史や近況についての知識は、まったくのゼロ。

それが、良し悪しは別として、今回の騒動がきっかけとなり、なんとなく興味を持つようになったのです。

阿波おどり振興協会が、総おどりを強行したニュース、それを見て、わたし、目が点になりました。

ニュースの内容にではなく、そこで流された阿波おどりの映像を見てです。

「うっわあ~っ!」と思いました。

三味線や横笛を奏でる人たちに続いて現れる、おけさ笠の踊り子たち。

その迫力に、すっかり圧倒されてしまったのです。

何これ?阿波おどりって、こんなにド迫力ダンスだったの?

正直言って、徳島の伝統芸能を見くびっていました。

徳島のみなさん、ごめんなさい!

理由はともあれ、この総おどりを中止するとなったら、ひと悶着おきるのは必定ですね。

赤字解消など大儀はあるものの、もっと時間をかけて、話し合いを重ね力を合わせてことにあたるべきだったかもしれません。

まあ、素人のわたしが口をはさめることではありませんが。

調べてみると、この阿波おどり、東京でもけっこうやっているんですね。

両国あたりでおどっている、あれは、徳島から来た人たちがやっているのかな?

いいですねえ~。

風流だし、熱気がありますよねえ。

2020年の東京オリンピックの開会式や閉会式でも、ぜひ、見てみたい!

いや、阿波おどりに限らず、世界中の人たちが、あの三味線と笛の音色に乗って、故郷のダンスを踊れたら、どんなに素晴らしい光景になるだろうかとワクワクしてしまいます。

国や地域を問わず、民衆が築き上げた伝統文化って、本当にすごい!

国家権力や為政者は、時代とともに消えていきますが、文化は、何百年もの時を超越しますものね。

学ばされることが多いですね。


この動画って何だろう? 2018.08.08

前々から気になっていたんですが、You Tubeに「Discover Nippon」という名前で数々の日本の風景動画がUPされていて、これが実にいいんです。

風情があって情緒豊かで、日本に生まれてよかったと、つくづく思わせてくれます。

これって、旅行会社か何かが作っている動画なのかな?

それにしては、自社を売り込む気配がまったくないし。

もっとも、動画の最後に「格安旅行プラン発売中!!」みたいな広告が入っていたら、一気に興ざめしちゃいますけどね。(笑)

お気に入りの動画はいくつもあるんですが、その中でもとくに心にしみるもの二つにリンクさせていただきました。

今年は異常なまでの暑さですから、エアコンの効いた涼しい部屋の中で夏を味わうのもいいですよ。


「石井のおとうさん ありがとう 石井十次の生涯」(総和社) 2018.08.01

前回のブログで和田登先生からメールが来て、どんなに落ちこんでいる時でもホームページの運営を続けてきてよかったと書きましたが、実は、今、とても落ちこんでいます。

仕事と経済面において、重大な人生の岐路に立たされていて、本当に苦しい毎日が続いています。

とても他のことなど考えられないくらい悩んで悩んで、それでも、いつかこの苦しみが作品に生かされたらいいなって思っています。

物語を書くには、苦労をしなければダメだとわたしは考えています。

苦労をしなければ、人の心はわかりませんからね。

いや、苦労をしても、人の心はかんたんにはわかりません。

苦労してわかるのは、人の心はわからないのだということ。

でも、人の苦しみや悲しみを自分のことのようにわかってあげるのは不可能なのだと思っている人間の言葉のほうが、まるで占い師みたいになんでもあなたのことがわかりますよと言っている人間の言葉よりも、はるかに力強いと思うのです。

和田先生の「石井のおとうさん ありがとう 石井十次の生涯」(総和社)には、そんな力強い言葉が満ちあふれています。

石井十次は、明治時代の貧しさの中で孤児院を作った偉大な人物ですが、彼とその妻は、けっして神のような完璧な人たちではありません。

どこまでも人間臭く、苦しみ悩みぬきながら、死に物狂いで、親を失った大勢の子供たちを育て上げていったのです。

だから、そのひとつひとつの言葉に重みがあります。

生きた人間の語る、真実の言葉ですね。

あとがきによれば、セミ・ドキュメンタリーの手法をとられたとのことですが、伝記的要素に空想の部分も付け加えた物語の奥行きは、わたしなどには、とうていまねできるものではありません。

すでに入手困難になってしまっている名著ですが、ネットでは若干の出品があるようですので、興味のある方は、ぜひご一読ください。


わっ和田登先生からメールがあっ! 2018.07.25

おおお、驚くべきことに、信州児童文学会前会長であられる和田登先生から、当ホームページにメールをいただきました!

あっ、こういうことって、口外したらいけないのかな?

いいや、でもでも、あんまりうれしくって言わずにはいられないぞお!

まさか、和田先生から拙作「ウルマスの黒人形」についてのご講評をいただけるとは思ってもみなかったので、はじめは何がおこったのかわからず、パソコンの前で固まってしまいました。

和田登先生といえば、信州児童文学会の創立者のお一人で、出版された著書は数知れず、平成16年発行の「石井のおとうさん ありがとう 石井十次の生涯」(総和社)は、松平健さん主演で映画化までされているという日本児童文学会の重鎮です。

もちろん、わたしも原作を読んでいます!

そんなすごい先生から、こんなしょぼいホームページにメールが届くなんて、あ~っ、どんなに落ちこんでいる時でも、あきらめずに続けてきてよかったあ。(感涙)

やっぱり、「とうげの旗」に作品を発表させていただけたことに、感謝、感謝、大感謝!と言うしかありませんね。

今回、友人や知人に拙作が掲載された「とうげの旗」をお配りした際に、決まって言われたことがあります。

それは、「この本って、同人誌って言っても、すごいレベルの会のものなんだね」という言葉。

そう、本当にそうなんです。

会に在籍させていただいているわたしの口から言うのもなんですが、和田先生はじめ、会の基盤を築き上げてこられた先人たちの、日本の児童文学における功績は、すごいものなのです。

本来なら、わたしごときがいられるような場所ではないのですが、これも、亡き恩師であられる宮下和男先生のおかげです。

やっぱり、宮下先生にも、読んでいただきたかった。

失ったものが、あまりにも大きいということを、今さらのように実感させられます。


「とうげの旗 第19号」 2018.07.18

「とうげの旗 第19号」についてのお話が、ずいぶん遅くなってしまいました。

今回は、わたしの拙作も含めて長編が二作もあり、いつもよりボリュームのある仕上がり。

しかも、もうひとつの長編が、松永ひろし編集長の作品なんですよね・・・。

これって、いったい・・・。しかも、おもしろいし・・・。(汗)

編集後記にもありましたが、投稿する時期をずらせばよかったかな~。ううう。

その他にも、原稿用紙30枚から40枚の中篇も三作あって、どれも力作ぞろい。

「気になる一冊」のコーナーでもご紹介した「まっしょうめん!」のあさだりん先生、あいかわらず物語の運び方がうまいなあ。

子供に向けた推理物のツボを、実にうまく押さえています。

これ、子供は、大喜びで先へ読み進めるでしょうね。

神田愛子先生の「校長先生は雨男」は、てるてる坊主と話ができたらいいなあという子供の気持ち(女性の気持ち?)をくすぐって、ストーリーを楽しく展開しています。

これも、読みやすくて、子供たちが夢中になれそうなお話。

でも、いちばん目を引いたのは、高橋良子先生の「風にのる声」。

なんと、戦時中の静岡市が舞台になっていて、静岡市に生まれ育ったわたしとしては、たちまち物語に引きこまれてしまいました。

地味な作品ですが、描写にリアリティがあり、大人の読者をも魅了する説得力があります。

とくに、戦争に負けたというのに、「・・・やっと終わったのよ!もう空襲もない」と晴れ晴れと喜んでいる美里さんの描写がすごい。

実は、これと似たような体験を、わたしは亡くなった母親から聞いたことがあります。

わたしは、仕事柄、年配者と接する機会が多いので、これまでも経験した者でなければ絶対にわからないような驚くべき戦争体験談を何度も耳にしてきましたが、そんなわたしが、いちばん驚いたのが、母親が語ってくれた当時の記憶です。

それは、玉音放送が終わって間もなくしたころ、飛来してきた一機のB29に向かって、近所の人々がみんなで万歳をしたという話。

まさに、美里さんそっくりなのです。

「それ本当?」と思わず聞き返しましたが、まだ幼少だった母親にとっても、それは、はっきりと記憶に残る不思議な光景だったようです。

みんな、勝ち負けなんかどうでもいいから、ただひたすら戦争が終わってほしいと願い続けていたんだと、民衆の真実の姿に心を打たれました。

それにしても、拙作かすんでるなあ・・・。章にも分けてないから、読みにくいし・・・。

なんか、落ちこむよなあ~。(泣)