炎は踊る 手作り花火の里 阿智村清内路 新葉社

長野県の伊奈谷から木曽谷にぬける峠の村、清内路(今は阿智村に合併)で毎年行われる秋祭りでは、他の地域では見ることのできない幻想的な手作り花火が披露される。

280年も続く伝統の花火がどのように作られ、打ち上げられてきたか。

宮下先生自身の取材により、その歴史と魅力が丁寧に解説されています。

巻末には、宮下先生執筆の童話4編「あまい水にがい水」「てんぐも飛びだすしかけ花火」「赤子ヶ淵のイワナ」「アカネじいさん龍をよぶ」も収録。

阿智村清内路の魅力を存分に味わえる一書です。